秋刀魚食べるには器が大事

これを盛り付ける専用の器を作ろうと思い立ちました。

今回は「タタラ」で作ります。
備前の土の塊をバシバシと叩き、大体の形に土を延ばします。
そして、タタラ板で土の厚みを約1cmにします。

そして、表面をコテで均してゆきます。
次に、土に布を被せ、コテで押さえます。

すると、土の表面に布目が付きます。

裏は、溝を数本掘ってゆきます。

これは、焼いた時に土が反らないためのものです。
後は、所定の寸法にカッターで切ります。

今回は、焼いた時の縮みを考慮して、38cm×13cmにしました。
端部は反らします。

これで器らしくなりました。
今日は同じ寸法を2枚作りました。

ロクロ成形と違って、縮み具合や反りなどの不具合が出やすい「タタラ成形」。
焼き上がりが楽しみでもあります。