今日は、前回成型した器の削り作業です。
2週間期間が開いていたので、その間に土が乾き過ぎないように、ビニール袋で密閉。
硬すぎず、軟らかすぎずという状態でのキープはこれが一番いい方法です。
今回も「口縁(こうえん:器の口の部分)」を傷つけないために、スポンジを台にして作業を進めます。
「高台(こうだい:器の底につくる丸い台)」の大きさを決めるために、“アタリ”の線を引きます。
今日の土は少し軟らかい状態だったので、慎重に削ってゆきます。
この土には「石」が入っているので、削り作業の段階で石が引っかかってスッと線が入ります。
これで、器の表面に手作りの味わいがでるんですよね~♪
続いて、高台の内側を削ります。
全体の形を調整しながら、削り作業の終了です。
前回の成型後の寸法は直径約22.5センチでした。
今日削り終えた後に測ると、20.9センチ。
これで約5%ほど縮みました。
乾燥・焼成による収縮を考慮に入れて、成型するのが難しいんですよね。
こちらの、赤土のコップもサックリと削りました。
胴部分の「ロクロ目(ロクロで成型するときにできる、指のあと)」を
ヘラで押さえて変化を付けています。
縦の線がポイントです。
天気も良かったので、快適な環境での作陶でした。
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